駅からバーKAYASUに行く途中、ときどきピアノの音が聞こえます。

素人の耳にも、それが練習中の音で、それほど上手な人じゃないということがわかるわけで、「どんな人が弾いているのかな」と勝手に想像してしまいます。

エレクトーンなどのヘッドホンで音を周りに聞こえなくするやつならまだしも、楽器というのはイヤでも周りに聞こえてしまいます。しかも屋外まで。
よく考えたらあれは、ものすごく度胸がいるのではないでしょうか。

現に、そのピアノの人だって、何度も何度も演奏を間違えているのを不特定多数の人に聞かれているのだし、近所に住んでいる顔見知りの人なんて、「また同じところで間違えたわオホホホホ」「顔は可愛いのに案外不器用なのねオホホホホ」とか思われているかもしれません。

それを気にせずに練習し続ける度胸がないと発表会なんて出られないんでしょうけど、そんなの毎日の練習が辛すぎますよ。上手くなるまで晒し者なんですよ?僕だったら無理。

イラストとかの練習だったら、全工程を見られているわけじゃないし、気に入らなかったら捨てればいいです。それに気分転換だっつって他人には見せられないような絵を描いても誰も気付かないじゃないですか。

でもピアノなどの場合、モーツァルトの曲が上手くいかないから気分転換にマツケンサンバ弾いてたらバレバレじゃないですか。驚くじゃないですか。

そういうことを考えると、音楽やっている人はすごいなぁと思うわけです。世の中に音楽やっている人はたくさんいますけど、みんな僕にとっては雲の上の人です。

とりあえず、顔の見えないピアニストには頑張って欲しいです。そして、いきなりマツケンサンバが聞こえてきても、僕は温かい気持ちで聞くことができると思います。セニョリータ。

コメント

ria’
ria’
2006年9月3日18:59

そこでマツケンサンバがでてくるあたりが貴方らしい…(笑)
せにょり〜たぁああ。

nophoto
見越入道
2006年9月4日22:37

さて、女性とは限らないですよw
かくいう私も小学校時代にピアノを習っていましたから。
そのかいあって、今でもカッコウだけは上手にひけます(って駄目ジャン)

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索